プレハブ工法
プレハブ工法とは、あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法のこと。
プレハブ工法の特徴
工期が短い |
工場生産の比重が高いため現場作業が軽減され、工期の大幅な短縮を実現している。ただし、工場での計画も含めた全体では期間短縮になるとは限らない。 |
施工品質が均一化している |
徹底した品質管理のもとに主要部材が生産されるため、品質のばらつきがなく、高い精度を有している。また、職人の技能に左右されることがなく高品質の施工が実現出来る。 |
プランに制約をうける |
規格化され大量生産を前提とした工業製品であるため融通が利かない構造や設計が多く、自由設計がしずらくなる。決められたパターンの中から選ぶ、それ以外は極端に高くなるなど。 |
現場搬入に制限がある |
ユニットで持ってきてクレーンで組み立てるため、道路が狭い、あるいはクレーン車を設置出来る場所がない土地では不向き。 |
増改築が難しい |
技術的に企業秘密の部分が多いため、工法の内容を公表していない、詳細な図面を施主に渡さないハウスメーカーがあり、増改築がしにくい場合もある。 |
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